意味は『どんな困難にあっても決して心がくじけないこと。』（引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より）

「不撓」も「不屈」も、あきらめない、くじけないという意味を持ちます。

「撓」は強い力がかかって固いものが曲がることをあらわします。

また、「屈」は屈すること、つまり気力を失ったりくじけたりするという意味です。

それぞれを「不」によって打ち消し、似た意味の言葉を2つ重ねることで「決してくじけない」という強い意味をあらわしているそうです。

　私は、今日この言葉を自分の84歳になろうとしている母に、久しぶりに会って思い起こしました。

　実は、母は6/14に転倒して右側の大腿骨を骨折してしまい、金属プレートを入れる手術をして、療養中です。

20日で退院したスーパーレディですが、ここお盆休みから8月末まで、私が多忙すぎて会えていませんでした。

「そろそろ娘の顔を忘れたんじゃない？」なんて冗談を言いながら、入って行った私。

綺麗にお化粧をして、身だしなみを整え、お洋服もすっきりと着こなし、痛い体も背筋を伸ばし、笑顔で私と話してくれる母に「この人は本当にすごい✨」「不撓不屈だ✨✨」と思いました。

　毎日のリハビリの表を見せてくれて、頑張っている様子も見ました。

自宅で頑張ることをまとめてくださっているそのノートは、まるで本校の『自分史ノート』と同じ発想でした。

母の頑張りが、毎日毎日の記録で残っていました。

”記録に残す”って大切ですね。

どのように治ってきているかもはっきりとわかります。

そして、何より励みになっているようでした。

痛いであろう、寂しいであろう、いろんな気持ちを感謝に変えて、潔く健気に生きている母は、最高のお手本✨だなぁと思った次第です。

私のお休みの日の格好と大違いでした。

身だしなみ👗も大切ですね・

いろんなことを母から学びました。

(次女の卒業と長女のお誕生日を兼ねた食事会の際の写真です)

武田美希子