いろんな評価のあるこの映画ですが、いろんな方がご覧になり、いろんな思いでご覧になったのがわかりました。

私の感想は、「スピルバーグ監督が時代に突き動かされるように作られた作品なんだろうな・・・」ということです。

アメリカの人種差別、分断が語られるようになり、その分断や差別は一つとして良い結果を生まないんだ！という時代への警鐘を鳴らされているような映画だと思いました。

「戦争ほど悲惨なものはない・・・」そう私の師匠は教えてくださいましたが、この映画では、ギャングの決闘を通して戦いの悲惨さを教えています。理由は人種の違いなど色々あるかもしれません。

でも理由がなんであっても、人と人が諍うことはあってはならない。

そう痛感させられました。

　ちなみに、英語的には簡単な英語で話していて、プエルトリコの人が話す英語がスペイン語風なので”R”をしっかりと巻いて話していたので、そのくせをつかまえると、英語だけでなんなく見れるレベルでした。

それと最初の方で、「おまえたちはモルモットだ！」（記憶は曖昧なので正しくないです）みたいなことを警官が言い、街の若者が「俺らがモルモットなんだな！」と言い返すところがありましたが、そこの”モルモット”と日本語になっていたところは、英語では”Guinea pig“(ギニーピッグ)と言っていたので、知らない人にはわからないだろうな〜と思いました。参考までに・・・

　映画が終わっても、重すぎて鑑賞されていたみなさんもしばらく立ち上がれないようなそんな様子でした。

武田 美希子

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