何年前かな〜？

長女が26歳なので、25年前くらいかな〜？

みき先生は、大手企業のOLをしながら子供を育てながら、英会話を学びながら、英会話スクールの手伝いをしていたのです。

まぁ、忙しい(@_@)

その時に思い悩んだことがあり、長女の通う保育園の園長先生に相談しました。

「大人相手にフルタイムで仕事をして帰ってきて、それも残業にならないように全速力で走るような仕事をして帰ってきて、子供に向かった時に、自分が子供のためにOLからママに急に変わってやれません。どうしたら、夕方から寝るまでの短い時間を必殺仕事人のような自分から、優しいママに素早く切り替えて有効に時間を過ごせますか？」

　その当時は、まだまだ働きながら子どもを育てている女性の方が少ない時代。

今はその数が逆転してしまったので、この問題は現代にはCommon(共通の)な問題かもしれません。

皆さまは、そんな風に悩んだことはありませんか？

だって、子供が寝るまで、3時間もないんです・・・

子どもの顔を見たら、即座にママに変身できますか？

それなら問題はないのですが。

もし皆さまならどうなさいますか？

園長先生の答えは明快でした。

　「帰りの電車の中で、心の中で童謡や子どもさんの好きなお歌♪を歌いながら帰ってきてくださいね」

歌いましたね〜〜

夕日に染まる空を電車の中から見ながら、毎日歌いました。

「ウィニヤップ〜♪　ウィニヤップ〜♪」これわかります？　「Winnie the Pooh♪」(プーさんのお歌です)

「You put right foot in ,　you put right foot out♪」そうです。Hokey Pokeyですね！

「アンパンマンはきみ〜さ〜　元気を出して。アンパンマンはきみ〜さ〜力の限り♪」

「そうだ　おそれないでみんなのために。愛と勇気だけがともだちさ〜♪」

アンパンマンは歌詞のどこをとっても元気になります。

「トンボのメガネは水色メガネ👓 あ〜おいお空を飛んだから〜と〜んだ〜か〜ら〜♪」

今どれを歌っても、涙が出てきます。

よっぽど切ない思いで、心の中で歌っていたのでしょうね。

走ってお迎えに行った保育園で、壁の端っこにくっついて待っていた娘。

　どうして、そんなことをふと思ったのでしょう・

そうです。

最近はお仕事を持っていらっしゃるお母様が多く、土曜日しか無理なので、土曜日の体験が増えています。

そんな体験をして、お母様と子どもさんの様子を見ていて、ふと自分のことを思い出しました。

月日が経つのは早いですね！

まさしく”Time flies.”(時間は飛ぶように過ぎる)です。

もし、同じような悩みを持たれているお母様がいらっしゃったら。

もし、同じような悩みを持っていらっしゃらなくても。

ぜひ、帰り道。童謡や子どもさんの好きなおうた歌ってみてください。

あっという間にOLさんから、優しいママに戻れます・・・

 

最後に古い写真を一枚。

懐かしい大好きな写真です。

忙しいから、私はちゃんと子どもと向き合ってなかったのかな？と思いがち。

いえいえ私は、ぐずって道端に足を投げ出した娘の横で、頬杖をついて叱るわけでもなく、付き合っていました。

大切な母の”待つ時間”がそこにはあり、少し自分を誇らしく思います。

ミキハウス着せていますね。

そして私のスカーフ。

実はこれ、今も使っています笑　

これまたお気に入りのスカーフ。

55歳-18歳で37年間も使っています。

どこのブランドでもない。

ブランドなんて関係ない。

柄と色がお気に入り。

本当に気に入ったものって、こうして使えるものなのですね！

プレゼントしてくださった学園長の奥様(故人)のお人柄と大学合格を祝ってくださった想いが染み込んでいます。

これもまた一生の宝物です

 

武田 美希子

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